新築の一戸建てやマンションで主流になっているシステムキッチンは、今や賃貸物件でも採用されているケースが増えてきています。
部屋探しをするにあたって、そもそもシステムキッチンとは何のことなのか気になる方も多いでしょう。
そこで今回は、システムキッチンの賃貸物件に住むメリットや、内見時のチェックポイントもあわせて解説します。
賃貸物件にも増えているシステムキッチンとは？
システムキッチンとは、シンクやコンロ・調理台・収納スペースなどが一体型になったキッチンのことをいいます。
天板がひと続きになっていることや、ビルトインコンロになっていることなどが特徴です。
これとは反対に、シンクやコンロなどのパーツがすべて独立しており、それぞれを購入して組み合わせるキッチンのことを「セパレートキッチン」「ブロックキッチン」とよびます。
システムキッチンの種類には「Ⅰ型」や「Ⅱ型」「L型」「U型」「アイランド型」などがあるので、種類ごとの特徴を確認しておくと良いでしょう。
システムキッチンの賃貸物件を選ぶメリットとデメリット
システムキッチンのメリットには、掃除のしやすさが挙げられます。
1枚の天板になっているので隙間や段差がなく、ゴミや汚れが詰まりにくいのが特徴です。
使用後にサッと拭くだけで済むので、常に清潔なキッチンを維持できます。
また、収納スペースが多く、すっきりしたキッチンになりやすいこともメリットのひとつです。
ただし、セパレートキッチンに比べて家賃が高めに設定されているため、安さで選びたい方にはデメリットになるでしょう。
コンロの種類も変更できないので、慎重に検討する必要があります。
システムキッチンの賃貸物件を選ぶ際のポイント
システムキッチンの賃貸物件を内見する際は、高さと奥行きのチェックを慎重におこないましょう。
とくにキッチンの高さは、使う方の身長に合っていないと腰を痛めてしまう原因にもなります。
また、奥行きが狭すぎると作業しづらくなってしまうので注意が必要です。
そのほかにも、二人暮らしの場合は二人でキッチンに立ってもスペースに余裕があるか、収納スペースの量や位置に問題はないかなどをチェックすると良いでしょう。
まとめ
システムキッチンが採用されている賃貸物件を選ぶ前に、システムキッチンの特徴やメリットをしっかりと確認しておくのがおすすめです。
内見の際には高さや奥行きなどもチェックしておかないと、住み始めてから使い勝手の悪さを感じることになる可能性があるため、十分注意しましょう。
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