
オフィスの移転や、レイアウト変更は、企業の成長を象徴する前向きな投資である一方で、初期費用や退去時のリスク管理が重要な経営課題です。
理想的な執務環境の構築と限られた予算の間で、どのようにバランスを取りながら最適な選択をおこなうべきか、検討を重ねている担当者も多いかと思います。
本記事では、オフィスのパーテーション工事における種類ごとの費用特性や、それぞれのメリットについて解説します。
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パーテーション工事における費用
オフィスの間仕切りにかかる費用は、選択するパーテーションの構造が「施工型」か「設置型」かによって、異なります。
コストを抑えられるのは、床に置くだけで自立する設置型パーテーションであり、工事費がかからず製品代金のみで済むため経済的です。
一方で、床や壁に固定する施工型ローパーテーションは、部材費にくわえて、専門職人による組立費が必要となるため、費用が高くなる傾向にあります。
さらに、天井から床までを完全に塞ぐスチールパーテーションは、優れた不燃性や遮音性を持つ反面、材料費そのものが高額になるでしょう。
求める機能や素材のグレードによって、費用には数倍の開きが生じるため、導入目的と予算のバランスを見極めることが重要です。
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設置型パーテーションのメリット
設置型パーテーションのメリットは、専門業者による大掛かりな工事を必要とせず、レイアウトの変更が比較的容易におこなえるという点です。
また、床や天井に固定しない自立式であれば、建物に傷をつけることがないため、退去時の原状回復義務を最小限に留めることが可能です。
賃貸オフィスでは、造作が制限されるケースも多いですが、置くだけのタイプであれば、管理会社との調整もスムーズに進むでしょう。
しかし、隙間ができる構造上、会話の内容が外部に漏れやすくなるため、音漏れの問題には注意が必要です。
機密情報を扱う会議や、集中を要する業務スペースには不向きな場合があるため、配置場所や用途を十分に考慮することが求められます。
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施工型パーテーションのメリット
独立性が高く、静寂な環境を必要とするエリアでは、天井まで隙間なく壁を作る、施工型パーテーションの導入がおすすめです。
このタイプは、パネルの接合部を密閉し高い防音性を発揮するため、会話の内容が外部に漏れるのを防ぎ、セキュリティを強化できる点が強みです。
信頼性は高いものの、導入に際しては、ビル管理規則に基づく厳格な内装工事の手続きが必要となり、工期も長くなる傾向があります。
とくに、天井まで壁を造作する場合、消防法によりスプリンクラー等の増設義務が生じ、ビルの指定業者がおこなう「B工事」として費用が嵩むことも珍しくありません。
施工型を採用する際は、本体価格だけでなく、こうした付帯設備工事にかかるコストも含めた総額で予算を組む必要があります。
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まとめ
ここまで、コストを抑えやすい設置型から、機能性を重視した施工型まで、パーテーションの種類による費用の違いと特性について整理してきました。
設置型は、レイアウト変更が容易で費用も抑えられますが、遮音性などの課題があるため、用途に応じた配置が求められます。
施工型は、高い防音性を実現できる反面、内装工事や設備対応に伴うコスト増の可能性があるため、慎重な計画が必要です。
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