身近な人が新しい住居に引っ越すと聞くと、どんなものを贈ろうかと悩んでしまうかもしれません。
気の合う友人やお世話になっている上司に「引越し祝い」を渡すなら、相手が喜んでくれるものを選びたいですね。
今回は喜ばれる引越し祝いの選び方をご紹介します。
どんなものが人気?賃貸物件に引っ越す人への引越し祝いの選び方
日本には新築の家やマンションを購入した人には新築祝い、中古の住宅やマンションを購入した人には引越し祝いの贈り物をする風習があります。
賃貸物件へ引っ越す際には、とくに風習はありませんが、贈りたい相手がいるなら気のきいた引越し祝いを準備するのも良いでしょう。
それでは引越し祝いで喜ばれる品物を見ていきます。
食品ギフト
名店のお菓子や高級感のある缶詰やレトルトパックなどは、作業で忙しいときにも重宝するうれしい贈り物になるでしょう。
子持ち家庭には甘さ控えめのお菓子、妊娠中の人にはカフェインレスの飲料、お酒好きな上司にはワインやシャンパンなど、贈る相手を思い浮かべて選ぶとイメージがしやすいかもしれません。
日用品や消耗品
重複しても困らない日用品や消耗品は引越し祝いの定番です。
肌触りがよく高級感のあるタオル、香りの良いハンドソープ、デザインが優れた食器などは相手も日常に取り入れやすいアイテムです。
金券やカタログギフト
相手の好みがわからないときには金券やカタログギフトが喜ばれます。
商品券やプリペイドカードを贈るのも良いですし、カタログギフトなら相手が自分で品物を選べる良さがあります。
一方で引越し祝いに適さない品物もあるので、確認しておきましょう。
火事を連想させるもの
ライターやキャンドルなど火を扱う品物や赤色のアイテムは、火事を連想させるので引越し祝いとしては適しません。
履物やマット類
「相手を踏み台にする」という意味合いから、スリッパやマット類は目上の人への贈り物には避けたほうが良いでしょう。
好みが分かれるインテリア用品
掛け時計や絵画などのインテリア用品は、壁に穴をあける必要があったり好みが分かれたりするのであまりおすすめできません。
観葉植物は「根付く」ことから新居祝いに適しますが、相手の負担になるので贈る場合はまず相手に確認をしましょう。
相場はどれくらい?賃貸物件に引っ越す人への引越し祝いの選び方
次に引越し祝いの相場の金額を確認しておきましょう。
友人
付き合いが深い人なら5,000円~1万円、たまに会う程度なら3,000円~5,000円が目安となります。
兄弟や親戚
血縁のある兄弟で関係性が深い場合は3万円~5万円が一般的です。
親戚でもたまに顔を合わせる程度なら5,000円~1万円が目安です。
職場関係
付き合いの深さに応じて3,000円~1万円が相場となります。
相手が負担なく受け取れるよう職場の仲間で連名にして贈るのも良いでしょう。