単身者向け賃貸物件も多数ご紹介している当社では、毎年この時期になると進学や就職を機に春から一人暮らしを始めるための学生さんの賃貸物件探しのご相談を多く承ります。
そうした中で、賃貸物件探し以外のことについてもご相談を受けることがありますが、結構多く頂く内容の一つが、一人暮らしでの引っ越しの挨拶についてです。
今回は、そんな一人暮らしの方の引っ越しの挨拶についてお話したいと思います。
一人暮らしでも挨拶をしない方も増えている
昔は新しい家へ引っ越すと、隣近所へ挨拶の品物を持って挨拶に廻ることが当たり前でしたが、ご近所付き合いが希薄になっている現代では挨拶をしない方も増えました。
特に女性の一人暮らしの方の場合、防犯上の理由からあえて挨拶をしないという方も珍しくありません。
その逆で、男性の一人暮らしの場合、女性の一人暮らしのお部屋へ挨拶に伺って警戒させてしまってはいけないからと遠慮される方もいるそう。
また、一人暮らしの方が多く住む賃貸アパートやマンションの場合、日中は学校やお仕事で留守にされている方が多く、挨拶に行っても会えずじまいで結果的に挨拶をしなかったというケースも。
つまり、一口に挨拶をしないといっても、そこには様々な理由が含まれているのです。
引っ越しの挨拶に伺う時に覚えておきたいポイント
先述では、一人暮らしでは引っ越しの挨拶をしない方も多いという点を挙げましたが、やはりきちんと挨拶はしておきたいと思う方もいらっしゃるでしょう。
その場合は、以下の点を覚えておくとスムーズな引っ越しの挨拶ができますよ。
・オーナーさんや管理会社へ、ご近所へ挨拶に伺っても良いか事前に聞いておく。
・挨拶をしても問題がなさそうであれば、引っ越し後なるべく早めに挨拶に行く。
ただし、伺う時間に気を付ける。
・賃貸アパートやマンションでの挨拶の範囲は、同じ階の方とご自身のお部屋の上下階の方まででOK。
・2~3度訪ねても留守だった場合、それ以上の訪問は控えて郵便受けに挨拶のメッセージと品物を入れておく。
(ただし、不在の場合の対応についてはオーナーさんや管理会社から「そこまではしなくて良いですよ」という場合もあります。)
挨拶の品物は何を選ぶ?
もし引っ越し後に挨拶に行かれる場合、もう一つの悩みどころが挨拶の品物ではないでしょうか。
一般的にはお菓子や洗剤・タオルなどが定番ですが、最近はその地域のごみ袋とラップのセットや、ボックスティッシュなどの消耗品を送る方も多いそう。
消耗品はいくつあっても困るものではないので、まだ挨拶の品物を決めていない方はぜひ参考にしてみてください。
なお、品物の金額は500~1,000円程度でOKです。
まとめ
悩むことが多い一人暮らしの引っ越しの挨拶ですが、状況に応じて対応されるのが最善です。