足立区最大のターミナル駅・北千住駅。
5路線が乗り入れる北千住駅は以前から人気が高く、当社へ足立区内の一人暮らし向け賃貸物件探しのご相談でお越しになる学生さんで「北千住駅近くの賃貸物件を探しています」と仰る方も少なくありません。
今回は、なぜ北千住が学生さんに人気がある学生街となったのか、そのことについて改めて考えてみたいと思います。
昔はターミナル駅ではなかった北千住駅
北千住駅が開業したのは1896年(明治29年)で、当時はJRの前々身である日本鉄道土浦線(現在の常磐線)が乗り入れるのみでした。
そして1899年(明治32年)に東武伊勢崎線が開業したものの、まだ利用客も少なくターミナル駅とは程遠い駅だったそう。
しかし1960年代に入ると、地下鉄日比谷線・千代田線の開業と伊勢崎線の利用客数増加し、それに合わせて駅も大規模な工事が行われ、利便性が格段に上がった北千住駅。
1980年代以降は駅周辺の再開発も進められ、駅前広場の拡張や駅ビルの千住ミルディスの開業が行われた結果、北千住駅周辺は大きく変わりました。
さらに2005年にはつくばエクスプレスも開業し、5路線が乗り入れる駅となった北千住駅は、足立区だけでなく23区東部の玄関口へと発展したのです。
再開発をきっかけに相次いだ大学移転
北千住駅の駅周辺が再開発されていた当時、別の場所にキャンパスを置いていた東京芸術大学・帝京科学大学・東京電機大学の3大学が、この利便性に着目して千住エリアへキャンパス移転を行いました。
このキャンパス移転と、先述の駅周辺の再開発によって、学生さんの割合が一気に高まった北千住駅。
そして北千住駅は、元々ラーメンやファストフード・定食など安価で満腹感を得やすい飲食店が駅周辺に多いこと、さらに家賃相場が都心と比較してもリーズナブルであることなどから、学生さんが一人暮らしをしやすい条件が揃っています。
また駅ビルの千住ミルディス内にはルミネ北千住が、その隣にはマルイ北千住と二つの若い方向けファッションビルが入っているため、放課後に都心まで行かなくてもショッピングを楽しめるというメリットも。
他にもスーパーやドラッグストアなども駅周辺に複数点在しているので、食品や日用雑貨・医薬品など一人暮らしに欠かせない買い物がしやすい点も挙げられます。
まとめ
交通の利便性と大学のキャンパス移転・安価なお店と若者向けの商業施設があることが、北千住駅周辺が学生街となった理由といえるでしょう。
そんな学生街のある北千住駅で一人暮らしを検討中の学生さんは、ぜひ山一管理センターまでご相談下さい。