草加市へのお引越しをご検討中の方は、地域の医療環境について気になるのではないでしょうか。
とくに、家族世帯やご高齢の方は、信頼できる総合病院の存在が重要になるかと思います。
そこで今回は、草加市にある「草加市立病院」について、その概要や役割をご紹介いたします。
「草加市立病院」の概要について
草加市立病院は、市民のいのちと健康を守ることを使命とし、地域医療の中核を担う総合病院です。
病床数は380床を有し、総合的な急性期医療を提供するとともに、二次救急医療機関としての役割も果たしています。
また、地域の診療所や開業医と連携し、紹介患者の受け入れ体制を強化することで、スムーズな診療を実現しています。
基本方針は、「地域中核病院としての役割」「患者中心の医療」「安全で良質な医療の提供」「健全経営の確保」の4つです。
患者さんの権利を尊重し、十分な説明と同意を重視することで、納得感のある医療の提供を目指している病院です。
沿革としては、昭和33年に国保直営診療所として開設され、その後、草加市民病院を経て、昭和42年に現在の名称へ変更されました。
平成24年には「心臓・脳血管センター」を設立し、循環器・脳血管疾患に特化した医療を充実させています。
また、令和6年には病院長が交代し、より一層地域に密着した医療体制の強化が進められています。
●所在地:埼玉県草加市草加二丁目21番1号
●アクセス:東武スカイツリーライン「草加駅」より徒歩約18分
「草加市立病院」の役割について
草加市立病院は、草加市における唯一の総合病院として、市民に高度な医療サービスを提供する重要な役割を担っています。
とくに、2012年に開設された心臓・脳血管センターでは、急性心筋梗塞や脳卒中の治療体制が整えられ、迅速な対応が可能となりました。
また、小児救急医療の充実を目的に、草加八潮医師会と連携した「子ども急病夜間クリニック」を併設し、夜間の診療体制を整えています。
近年では、地域医療連携の強化が進められ、「紹介受診重点医療機関」として、外来初診は原則、予約制です。
これにより、かかりつけ医との機能分担を図り、必要な患者さんにより専門的な医療を提供できる体制が構築されます。
また、急性期医療が終了した患者さんには、回復期リハビリ病院への転院を促進し、スムーズな社会復帰を支援しています。
さらに、草加市立病院は災害拠点病院としての役割も担い、2024年の能登半島地震では、DMAT隊を派遣し医療支援をおこないました。
このように、草加市立病院は、救急医療から感染症対策、災害時の医療支援まで幅広い役割を果たす総合病院として機能しています。
まとめ
草加市立病院は、地域の中核病院として急性期医療や二次救急の提供をおこない、専門的な診療体制を整えています。
心臓・脳血管センターの設立や地域医療連携の推進を通じて、市民に高度な医療を提供する役割を担っています。
草加市へのお引越しをご検討中の方は、ぜひ草加市立病院の利用を検討してみてはいかがでしょうか。
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山一管理センター メディア編集部
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