部屋を探しているなら、同時にカーテンの選び方もチェックしておきたいものです。
引っ越し当日に窓を覆うものがないと、外からの視線が気になりやすく、プライバシーを確保できないためです。
安心して暮らせるよう、賃貸物件のカーテンの種類や選び方をご紹介します。
賃貸物件で使えるカーテンの種類
カーテンにも種類があるため、機能やデザインの選び方を確認しましょう。
賃貸物件におすすめの種類は、ドレープ・ロールスクリーン・ブラインドの3タイプです。
一般的な家庭で使われるのがドレープタイプです。
厚地と薄地の布を2枚重ねて使用するのが特徴です。
日中は窓からの太陽の光を取り込み屋外からの視線を遮るためのレース生地を使用します。
夜になったら、室内の灯りが外に漏れにくい遮光タイプを使うこともあるでしょう。
また、すっきりとした使い方をしたい人には、ロールスクリーンがおすすめです。
1枚の布を上に巻きあげるスタイルです。
巻き上げてしまえば窓の視界を遮ることがありませんが、屋外から室内が見えやすいため、レース状のものを併用するといいでしょう。
また、プリーツ状に折りたためるタイプも売られています。
ブラインドは、一般家庭やオフィスなどでも使われているタイプです。
羽根の角度で視界を遮ることや、光の取り込みを細かく調節できます。
布ではなくアルミや木製のため、開け閉めで生地からホコリが舞い上がる心配がありません。
賃貸物件でのカーテンの測り方
カーテンを賃貸物件に設置する場合は、測り方を確認するようにしてください。
窓には規格はありますが、規格外の窓もあるためピッタリサイズになるよう測りましょう。
外からの視線を防ぐため、引っ越しの際に取り付けると安心です。
賃貸物件の内覧の際にメジャーを持参しておくと、窓に合うカーテンの選び方ができます。
カーテンの幅を測る際は、ランナーと呼ばれるカーテンを取り付ける小さなリングの端から端まで測ります。
レールの両端に動かないランナーがあるので、その間のサイズを測りましょう。
丈はランナーから窓より少し長めのサイズがおすすめです。
ベランダのように壁全体を覆う場所では、ランナーから床下の1cm上までがおすすめです。
床についてしまうとホコリで汚れやすく、開け閉めがスムーズではないため、1cm上を目安にしてください。
通常の窓丈の測り方は、窓枠の下から15cm~20cmがおすすめです。
長さは好みに調節しても構いませんが、家具が当たらないよう適度な長さがいいでしょう。