大学に進学するタイミングで一人暮らしを始める方も多くいるでしょう。
家探しの際に重要視するものの一つが大学とのアクセスではないでしょうか。
単純に「徒歩〇分」という情報だけを信じて家を探すと後悔することになるかもしれません。
今回は、駅近物件のアクセスに関するよくある失敗例を紹介します。
駅近物件のアクセスに関する失敗例
大学に通ったりアルバイトに行ったりすることを考慮すると利便性の高い物件に興味を持つかもしれません。
たしかに、駅から近いとコンビニやスーパーといったお店が多く、快適に過ごせる可能性が高いです。
しかし、単純に物件紹介に記載されている数字をチェックするだけではいけません。
たとえば、最寄り駅が大きすぎてホームにたどり着くまでに時間がかかるケースが考えられます。
都心の地下鉄ならホームの階層が深くてエスカレーターやエレベーターで下りるのに時間がかかることも少なくありません。
また、各停以外の電車の通過待ちや開かずの踏切の待ち時間が長いこともあります。
ほかには、乗り換えのことを考えずに物件を選んでしまったため、自宅から大学までの乗り換えが面倒ということもあるでしょう。
できる限り実際に大学から候補物件まで歩いて交通状況を確かめてみることをおすすめします。
駅から徒歩数分という物件のアクセスに関する失敗例
なかには、最寄り駅から徒歩数分という条件を頼りにして家を決める人がいます。
しかし、たしかに徒歩数分という条件は嘘ではないのですが、実際は道が狭くて朝は混みやすい、坂道がきつい、バス停は近いけれども理想の時間通りに来ないということもあります。
徒歩数分でも不便さを感じることもあるのです。
そこで、自宅から大学までのアクセス時間や乗り換え時間・回数などを念入りにチェックするとよいでしょう。
最寄り駅から近いと家賃が高くなる傾向がありますが、それで不便さを感じるならもったいないです。
後悔しないように事前に下見やシミュレーションをするのが大事でしょう。
信号待ち1つをとってみても、毎日のこととなるとストレスがかかるかもしれませんよ。
現実的な情報を知ることによって、そこで生活し始めたときの「こんなはずじゃなかった」という後悔が減らせるでしょう。