賃貸物件を探す際は、最寄り駅からの距離や停車する電車の本数など、アクセス面を希望条件に入れて検討している方がほとんどだと思います。
とは言え、初めての一人暮らしだと確認不足が起きやすく、実際に住み始めてから「これは失敗だったな…」と思うことも少なくありません。
今回は、初めて一人暮らしをする学生さん向けに、賃貸物件探しの際にアクセス面で失敗しやすいポイントをご紹介します。
賃貸物件探しでよくあるアクセスの失敗① 駅までの所要時間
賃貸物件から最寄り駅までの距離の表記は、法律で1分=80mで計算すると定められています。
しかし、この数字は地図を平面で見た時にかかる場合の話で、坂道や階段、赤信号や開かずの踏切の待ち時間などがある場合の所要時間は考慮されていません。
また、地図上では特に問題がないように見えた道でも、実際に歩いてみると幅が狭く通学時間帯には混雑しやすいケースもあります。
そして駅までの所要時間と距離は、あくまで駅の敷地までの表記なので、大きな駅の場合は改札やホームまで歩く距離は省略されています。
そのため、実際のアクセス時間を確認するために、賃貸物件から駅まで歩いて確かめることをおすすめします。
賃貸物件探しでよくあるアクセスの失敗② バスや電車などの公共交通機関
通学にバスや電車の公共交通機関を使用する方が多いと思いますが、バス停が近いから必ずしも便利とは限りません。
バスは電車ほど1時間当たりの本数が少なく、ご自分のタイミングに合う理想的な時間通りに来るとは限りません。
そのため結局待ち時間が長かったり、周辺の道路が渋滞してバスが毎回遅れてしまったりすることもあります。
交通機関としてバスのアクセスを利用する方は、通学時間帯に実際に乗って所要時間を確かめましょう。
また電車を利用する際は、乗り換えの回数や乗り継ぎの利便性もよく確認しておきましょう。
乗り換えが多いと、次の電車を待つ時間のタイムロスが意外と多いものです。
また最寄り駅が各駅停車しか停まらないのか、快速や急行なども停まるのか、停車する電車の種別も確認しましょう。
まとめ
賃貸物件探しのアクセス時間は、必ずしも広告どおりになるとは限りません。
歩く速さ・道路状況・停車する電車の種別やバスの路線など、様々な要素が絡み合って変わります。
一人暮らしを始めてから失敗したと後悔しないように、契約前に実際に通学時間にその道を通り、電車・バスに乗って学校まで行ってトータルの所要時間を確認しましょう。
足立区で一人暮らしを始めるなら、賃貸物件探しは山一管理センターまでお気軽にご相談ください。