これから一人暮らしをはじめようとしているあなた。
普段の生活で、どの程度の電気を使用しているか意識したことがありますか?
一人暮らしをはじめると、電気のブレーカーが落ちて困るという声を聞きますが、これは契約アンペアが足りていない証拠です。
そんなことにならないよう、一人暮らしにはどの程度のアンペア数が必要で、電気料金がどう変わるのかを見ていきましょう。
一人暮らしの方必見!アンペアとは?
電気ご使用量のお知らせ(検針票)の中に、契約アンペアが記載されています。
アンペアとは、同時に電気機器を使用する時に必要なエネルギーのことです。
一度に多くの電気機器を使用したり、電気消費量が高い機器を使用する場合は、高いアンペアが必要となります。
ちなみに、電気機器の使用電力はワット数(W)で書かれていて、100Wで1A・1,000W(1kW)で10Aが目安です。
一人暮らしの方必見!必要な契約アンペア数は?
月々の電気料金は、基本料金と電力量料金とをあわせた金額が請求されます。
基本料金とは、電気使用量とは関係なく、契約したアンペア数に応じて決まるものです。
契約アンペアが大きいほど、基本料金も高くなります。
では一人暮らしには、どれくらいの契約数が適切なのでしょうか。
消費電力が大きいエアコン・ドライヤー・電子レンジなどを同時に使用すると、すぐに20Aなどは越えてしまいます。
実際に一人暮らしをしている人の平均では、30Aで契約する人が多く、次が20Aとなっているようです。
ちなみに、東京電力では20Aで月の基本料金は税込みで561円、30Aでは842円となっています。
よって10A下げるだけで月々262円安くなり、年間で3153円の節約ができます。
ただし電気料金を節約したいがあまり、何も考えずに契約数を低くすると、ブレーカーが頻繁に落ちるということになるかもしれません。
エアコンを使用する夏や冬、そして電気機器を一度にしようする夕食時などはブレーカーが落ちやすくなります。
やはり契約アンペアは、一番電気を使用する場面を想定して決めた方がよいでしょう。
基本料金は見直して下げたけれど、電気使用量が増え電力量料金がアップしたので、電気料金の合計が下がらなかった…ということもあるので注意が必要ですね。
まとめ
電気料金を考えるには、まずは部屋での一人暮らしをどう過ごすのか、イメージするのがよいでしょう。
そこから、無駄のない契約アンペアを選んでいくのが賢明なようです。
また電気料金は、電気使用量が大きく影響するので、電気機器の使い方にも気を使うと、節約効果は大きいのではないでしょうか。
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