賃貸物件に蜂の巣を作られてしまった場合、できるだけ早く駆除してもらわなければなりません。
大家さんや管理会社が駆除するものなのか、それとも自分で対処しなければならないのか、よくわからない方も多いのではないでしょうか。
今回は、賃貸物件の蜂の巣を駆除する責任について、駆除にかかる費用や予防のポイントもあわせてご紹介します。
賃貸物件に作られた蜂の巣の駆除責任について
蜂の巣の駆除責任については、蜂の巣が賃貸物件のどこに作られたかによって異なるため注意が必要です。
賃貸物件はその部屋の住人だけで使用できる「専有部分」と、物件の入居者全員が使用できる「共有部分」に分かれています。
蜂の巣があるのがエントランスや廊下などの共有部分であれば、大家さんや管理会社の責任で駆除する必要があります。
しかし、玄関やベランダのような専有部分に作られた蜂の巣に関しては、入居者自身に駆除の責任が発生する場合もあるのです。
ただし、管理費や共益費を払っている場合は専有部分の蜂の巣も貸主が駆除してくれる可能性があるため、確認しておくと良いでしょう。
賃貸物件に作られた蜂の巣の駆除費用は？
蜂の巣の駆除費用については、専有部分の場合は入居者、共有部分もしくは管理費や共益費を支払っている場合は貸主が負担するのが一般的です。
業者に駆除を依頼した場合の費用相場を確認しておくと良いでしょう。
目安としては、ミツバチの場合は8,000円～3万8,000円、アシナガバチは9,000円～2万3,000円、スズメバチは1万3,000円～4万5,000円ほどかかるといわれています。
駆除しづらい場所に巣が作られている場合は追加費用がかかることもあるので、事前に確認しておくのがおすすめです。
賃貸物件でできる蜂の巣の予防策とは？
蜂の巣を作られると危険なうえに駆除費用が高額になる場合もあるため、できるだけ蜂の巣ができないように予防することが重要です。
すぐに実践できる対策としては、軒下や天井裏などに蜂が侵入できないよう虫除けネットを設置しておいたり、蜂が嫌うにおいを発生させる木酢液を作って撒いておいたりする方法があります。
また、蜂は甘いにおいに引き寄せられるため、飲みかけのジュースなどを放置しておかないよう注意が必要です。
まとめ
賃貸物件に作られてしまった蜂の巣は、場所によって誰に駆除責任があるのかが変わります。
自分が駆除することになったときのために、費用がどのくらいかかるのかの確認と、蜂の巣を作られないようにするための方法を考えておくと良いでしょう。
私たち山一管理センターでは、初期費用を抑えたい方向けの賃貸物件を取り揃えております。
気になる物件があればぜひお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓
山一管理センター メディア編集部
足立区・草加市を中心としたエリアで不動産情報をご紹介しております。弊社のスタッフが親身になって、あなたの新生活を応援致します。北関東エリアの大学に通う学生、社会人、ファミリー向けの賃貸情報もご提供しております。
