毎日の疲れを癒してくれるペットですが、賃貸物件ではペット不可の物件も多いですよね。
しかし、交渉の仕方によってはペットの飼育を許可してもらえるケースもあります。
そこで今回は、賃貸物件でペット不可の場合でも交渉ができるのかについて解説します。
賃貸物件でペット可の少ない理由とペット不可の物件が多い理由
賃貸物件でペット可の物件を検索してみると、数の少なさに驚いた経験のある人は多いのではないでしょうか。
ペットの可の物件が少ない理由は、「退去時に原状回復が難しい」「ペットにより汚れや傷がつく」「ご近所トラブルが発生する可能性がある」という点があげられます。
そのため、賃貸物件では近隣トラブルや退去時などのことも考え「ペット不可」の物件が多い理由です。
ペット不可の物件でも交渉次第で許可してもらえる?
賃貸物件にはペットが飼える物件は少ないですが、交渉によってはペットの飼育を許可してもらえるケースもあります。
とくに近年では、人口の減少や少子高齢化の影響で賃貸物件の空き室は増加傾向にあります。
そのため、空き室を埋めるためにペットの飼育を検討している大家さんも増えていると言われています。
交渉を成功させるポイント
●入居前に交渉を
ペットに関する交渉は、入居前におこなうことが大切です。
入居後には、家賃や敷金・礼金などの条件に同意して契約書を結んでいるため交渉は難しいからです。
●敷金やハウスクリーニング代の負担の交渉
賃貸物件でペット可の物件が少ない大きな理由は、原状回復が難しいという点です。
通常、退去時の修繕費は敷金でまかなわれることが多いですが、ペットの飼育をしていた場合ハウスクリーニング代が敷金でまかなうことができないケースも少なくありません。
そこで、ペットの飼育の交渉には敷金の上乗せを提案することで許可してもらえる可能性があります。
ペット不可の物件でも飼えるペットとは?
ペット不可と定めらえている賃貸物件では、爬虫類やハムスター・金魚などすべての生き物の飼育がNGということなのでしょうか?
その答えをみつけるためには、まずは「賃貸借契約書」を確認しましょう。
賃貸借契約書に「「貸主の承諾を得ることなく以下の行為をおこなってはならない」とされており、「観賞用の小鳥・魚等であって明らかに近隣に迷惑をかけるおそれのない動物以外の犬・猫等の動物を飼育すること」と記載されていることがあります。
この場合、犬・猫は貸主の承諾があれば飼えるということで、近隣に迷惑のかけない動物であれば飼育可能というように解釈できます。
そうすると、ハムスターや小鳥・大型種ではない爬虫類なども飼育ができる可能性があります。
だからといって勝手に飼育するのは後々トラブルに発展してしまう恐れもあるので、ペットの種類に問わず事前に大家さんや不動産会社に相談すると安心です。
まとめ
賃貸物件でペット不可の物件でも交渉が可能かご説明しました。
ペット不可の物件であっても、交渉によってはペットの飼育が許可されるケースもあります。
また、小動物などは契約内容に含まれないこともあるので、賃貸借契約書を確認してみましょう。
どんな種類の動物でも、トラブルを避けるために飼育前に相談するのが安心です。
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