賃貸物件のベランダには、戸建てや分譲マンションにはない賃貸物件特有の造りになっているものがあります。
今回は、賃貸物件ならではのベランダ掃除の注意点をご紹介します。
賃貸物件でのベランダや排水溝を掃除する際の注意点
ベランダの排水溝は、ベランダをこまめに掃除していれば詰まることはあまりありませんが、近隣から飛んでくる木の葉や鳥の糞、埃などが詰まってしまうことがあります。
排水溝が詰まってしまうと水が流れず、ベランダが水浸しになるので月に1度くらいのペースで掃除をすると良いでしょう。
ベランダの掃除方法と注意すべき点をご紹介します。
ベランダの汚れの原因は、砂や土、排気ガス、鳥の糞、木の葉などの飛来物、布団を干したときの埃などによります。
最初にベランダに置いてあるものを移動させながら、全体に溜まったゴミや汚れをほうきなどで集めて取り除きます。
ゴミを取り除いたあと、水を流してブラシなどで汚れを落としますが、ここで注意すべき点があります。
賃貸物件では排水溝を隣の部屋と共有していることがあります。
自分の部屋のベランダには排水溝がなく、隣の部屋のベランダにある場合、大量の水を流すと隣のベランダを水浸しにして迷惑をかけてしまいます。
こういう場合は少しずつ水を流すか、新聞紙を水で濡らしてちぎって撒いて掃き集めることで汚れを落とします。
また、賃貸物件のなかには水を大量に流すことを禁止する規約となっていることもあるので、確認しておきましょう。
排水溝の掃除は、蓋を開けて中のごみを取り除き、重曹とクエン酸を振りかけてぬるま湯をコップ一杯ほどかけます。
10分ほど放置すると、汚れが浮き上がるのでブラシなどでこすり、水を流して汚れを落としましょう。
賃貸物件を退去する際のベランダ掃除について
賃貸物件を退去するときには掃除をするという意識は誰もが持っていると思いますが、ベランダ掃除はどうでしょうか。
退去時には原状回復義務があり、そこにはベランダも含まれているのです。
掃除をしないまま退去して、クリーニング代を請求されることがないようにベランダも退去時までに忘れずに掃除をしましょう。
退去時のベランダ掃除の方法をご紹介します。
まずベランダにある私物を片付けます。
貸主は借主の私物を処分することができないので、必ず私物は残さないようにしましょう。
次にベランダのごみを取り除き、私物を片付けたあとなどのひどい汚れをブラシなどで落とします。
最後に、排水溝のつまりがないか確認しましょう。
詰まっているようであれば、ごみを取り除いて掃除をします。
自分で対処できない場合は管理会社に相談して、対処時に立ち会うことで不当な費用を請求されないようにしましょう。
退去時のベランダ掃除のポイントは、私物の処分、汚れ落とし、排水溝の確認の3点です。
まとめ
賃貸物件のベランダの掃除は、排水溝を隣室と共有している場合には注意が必要です。
また、退去時のベランダ掃除では、私物の処分、汚れ落とし、排水溝の確認を忘れないようにしましょう。
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