火を使わないで安全に調理できることから、IHクッキングヒーターの人気が高まっています。
今では一般家庭だけでなく、賃貸物件にも多く普及していますが、故障してしまうことも当然あります。
そこで今回は、IHクッキングヒーターの故障の原因と賃貸物件における対処方法についてまとめました。
賃貸のIHクッキングヒーターが故障する原因とは?
調理中の吹きこぼれや煮こぼれはよくあることです。
ガスコンロであれば、ふきこぼれで壊れることはまずありませんが、古いIHクッキングヒーターの場合は、故障の原因になってしまうことがあります。
なぜかというと、長年使用した古いものはパッキン部分が緩んでいて、そこからこぼれた液体が内部に入り込んでしまうことがあるからです。
内部に液体が入り込んでしまうと、基盤を錆びつかせたり、内部を破損させてしまったりするおそれがあります。
ドライヤーで乾燥させることによって直る場合もありますが、それでもだめな場合は修理が必要です。
また、トッププレートの上に物を落としてしまったり、調理器具を乱暴に置いたりした場合も、故障につながるおそれがあります。
トッププレートに亀裂が入ってしまうだけでなく、そのときできた亀裂から吹きこぼれなどが内部に入り込んでしまう可能性があるのです。
トッププレートが破損した場合も、速やかに修理を依頼すべきでしょう。
賃貸のIHクッキングヒーターが故障!?気になる費用負担は?
賃貸物件で、IHクッキングヒーターが故障してしまった場合、修理の費用負担はどうなるのでしょうか?
基本的には、賃貸物件の設備の修理は、貸主負担になることがほとんどです。
借主が故意に壊したような場合は別ですが、常識的な使い方をしていたのであれば、管理会社や大家さんが修理費用を支払います。
契約書にそのような記載があるはずなので、気になる方は契約書を確かめておきましょう。
そして、業者に修理を依頼するにしても、管理会社や大家さんが懇意にしている業者があるかもしれません。
そのため、賃貸の設備にトラブルが生じた場合は、まずは管理会社や大家さんに連絡を入れる必要があるのです。
そのときは、故障したときの状況も同時に伝えられれば、その後の流れがスムーズになるでしょう。