新たな賃貸物件への引越しを検討されている方もいらっしゃるでしょう。
一般的に、賃貸物件はアパートやマンションが多いですが、コロナ禍でリモートワークの影響も重なり、より多くの部屋が確保できる戸建て物件に賃貸で住む人が増えてきています。
そこで今回は、戸建て賃貸物件に住むメリットとデメリットについて解説します。
戸建て賃貸物件に住むメリットとは何?
戸建て賃貸物件には以下のようなメリットがあります。
初期費用が抑えられる
戸建てを購入する場合、頭金など大きな資金を用意しなければいけません。
しかし賃貸物件であれば、敷金礼金や仲介手数料など一定額はかかるものの、購入に比べて大きく初期費用を抑えられます。
生活環境の変化に対応しやすい
仕事の都合や家庭の事情で引越しが必要なとき、ローンを組んで戸建てを購入していると、住宅ローンの残債を継続して支払わなければいけません。
売却したり他者へ貸し出したりして対応は可能ですが、どちらにせよ大きな労力がかかります。
一方賃貸物件であれば、契約を解約し、引越しすれば良いだけです。
騒音問題をそれほど気にしなくてよい
アパートやマンションにお住まいの小さな子どもがいるご家庭では、足音や鳴き声が周りに響かないか、気にすることも多いでしょう。
しかし戸建て賃貸物件なら、周りの住居との距離はアパートやマンションのように密接ではなく、過剰な心配をせず生活できる場合が多いです。
つまり、住まいにもよりますが、アパートやマンションと比べて周辺環境の騒音に悩まされることも、そして自分自身の周りへの大きな配慮も、それほど必要ないと言えるでしょう。
駐車場費用や固定資産税がかからない場合も
賃貸住まいで車を所有している方は、駐車場代に悩まされることも多いでしょう。
しかし、戸建てなら駐車場付き物件が多く存在します。
費用は家賃に含まれているケースが多く、駐車場を別に借りる必要は基本的にありません。
また、戸建てを購入すると固定資産税が別途かかりますが、賃貸物件だとそのような費用負担が発生しません。
戸建て賃貸物件に住むデメリットとは何?
マンションに比べて敷地面積が大きいケースが多いので、戸建て賃貸物件は家賃が高い傾向があります。
毎月のランニングコストをきちんと支払っていけるかは、引越し前に計算すべきでしょう。
また、マンションは防犯対策などの設備が充実していることが多い一方、戸建て賃貸物件の場合は自身で対策が必要です。
その他、賃貸物件のため資産にならず、住宅に手を加えたくてもオーナーへ確認が必要などのデメリットが挙げられます。