さまざまなコンテンツを高画質で楽しめるので、オリンピックに備え4Kテレビの購入を検討している方が増えています。
では、賃貸住宅への引っ越しを検討中、または居住中の方が4Kテレビの購入を考えたとき、どのようなことに気を付けたらよいのでしょうか?
この記事では、賃貸物件に4Kテレビを設置する際の選び方や注意点をご説明します。
賃貸物件に設置する4Kテレビの選び方
まずはパネルの種類を選びましょう。
4Kに使われているパネルには「液晶パネル」と「有機ELパネル」があります。
「液晶」はリーズナブルな価格で購入したい方、「有機EL」は高画質にこだわる方におすすめです。
どのサイズを選ぶかも重要な観点です。
6畳までの広さには49インチ以下、8畳ならば55インチ以下の画面サイズが適しています。
また、画質にこだわる人には「HDR(High Dynamic Range)」という新しい高画質規格の4Kテレビがおすすめです。
加えて、画像の動きをなめらかにする「倍速機能」など、気になる機能をチェックしておきましょう。
賃貸物件に4Kテレビを設置する際の注意点
実は、テレビを設置してもすぐに観られるとは限りません。
4K放送は2018年12月から開始されたばかりなので、4K放送に対応していない賃貸物件もまだ多いです。
そのため、購入を検討している方は管理会社や大家さんに一旦相談しましょう。
すでに共同アンテナでBS放送を視聴している場合は、管理会社に4K対応化の工事を依頼する必要があります。
管理会社や大家さんに相談し、許可が出れば個別でアンテナを設置できます。
ケーブルテレビでBS放送を視聴している場合は、ケーブルテレビの会社に4K放送の受信に対応しているかを問い合わせましょう。
また、4K対応チューナーを準備する際にも注意が必要です。
チューナーは従来型とチューナー内蔵型の2種類があります。
チューナー内蔵でないものはテレビだけで放送を観られないので、チューナーの用意が別途必須です。
なお、ブルーレイレコーダー付きのチューナーもあるので、現在あるレコーダーの代わりとしてレコーダー付きのチューナーを置くのもおすすめです。