はじめての一人暮らしを始めた方のなかには、慣れない家事に四苦八苦している方も多くいらっしゃるでしょう。
また、長年一人暮らしをしているものの、家事が苦手なまま、面倒に感じている方も少なくないはずです。
そこで今回は、自炊や掃除を簡単にするコツやヒントをご紹介します。
一人暮らしで家事が面倒!自炊のメリットと続けるコツとは?
自炊するメリット
●食費を抑えられやすい
●栄養バランスや味を調整しやすい
●脳が活性化する
外食1回あたりにかかる平均費用は500円~1,000円程で、毎日3食外食を続けた場合、1か月の食費は約5万円、もしくはそれ以上です。
その点自炊であれば、節約を意識せずとも1食400円前後で収まるため、1か月3万5千円程の食費で充分やりくりできます。
また、自炊が上達してくると、栄養バランスや味を自分で調整できるようになり、健康的かつ自分好みの料理を楽しめます。
そして少々意外と思われるメリットが、脳を活性化できることです。
献立を考えたり、盛り付けを工夫したり、料理には脳を鍛えるための要素が想像以上に詰まっています。
自炊を続けるためのコツ
●頑張り過ぎない
●食材を買いだめしすぎない
●自分好みの食器を選ぶ
自炊を続けるうえでもっとも重要なのは、頑張り過ぎないことです。
「毎日一汁三菜」を目標にしてしまうと、とくに料理が苦手な方は、さらに苦手意識が強くなってしまい、自炊が苦痛になってしまいがちです。
まずは、「週の半分を自炊にする」「一汁一菜でも十分」くらいの軽い気持ちで始めることをおすすめします。
また、多くの方が、食材を腐らせてしまった経験や、料理後の洗い物を面倒に感じた経験をお持ちでしょう。
料理に対するモチベーションを低下させないためには、使いきれる量の食材や調味料を購入することと、きれいに洗いたくなるようなお気に入りの食器や調理器具を選ぶことも大切です。
一人暮らしで家事が面倒!掃除が楽になるコツは?
掃除が苦手な方でも、3つのポイントを日ごろから意識しておこなえば、大がかりな掃除をせずとも、お家をきれいな状態に保ちやすくなります。
●掃除用具は使いやすい場所へ置いておく
●「ついで掃除」を習慣化させる
●お風呂の換気を徹底する
まずは、手の届きやすい場所に掃除用具を置いて、掃除に取り掛かりやすい環境を整えることが大事です。
おしゃれな掃除用具であれば、そのままお部屋に置いておけるうえ、やる気アップにもつながるでしょう。
そして、掃除が苦手な方には「ついで掃除」がおすすめです。
たとえば、歯磨きのついでに洗面台を拭く、食器を洗ったついでにシンクを磨くなど、なにかのついでにサッとできる掃除場所はたくさんあります。
他にも、テレビを見るついでに、粘着ローラーでラグやソファの掃除などができるでしょう。
また、湿気でカビが発生しやすい浴室は、こまめな換気を徹底し、カビ予防に努めることが大切です。