賃貸物件に住んでいるとやってくるのが「契約の更新」です。
契約更新には更新料を伴う場合が多く、更新時期が近づいてくると引越しを考えるという人も多いですよね。
今回は賃貸物件の更新に注目し、一般的な更新のタイミングや、更新料と引越し費用を比較してどちらがお得なのかについてご紹介したいと思います。
更新料を払うか否か?一般的な賃貸物件の更新のタイミングとは?
賃貸物件に入居する時には、基本的に賃貸借契約を結びます。
賃貸借契約には一般的に契約期間が設定されており、期間が満了する時期が更新のタイミングとなります。
通常は契約更新の2、3か月前に連絡が届きます。
今住んでいる物件に引き続き住みたい場合は、契約を更新する必要があります。
契約更新にあたっては「更新料」が設定されている場合が多く、入居者にとってこのまま今の部屋に住み続けるかどうかを考えるきっかけにもなっています。
賃貸物件の更新料と引越し費用はどちらが高い?
賃貸物件の更新料と新たに引越す場合の引越し費用とでは、どちらが高くなるのでしょうか。
一般的な相場で比較してみたいと思います。
賃貸物件の更新時にかかる費用
賃貸物件では更新料以外にも、次のような費用が発生します。
●通常の家賃
●更新料(家賃1か月分)
●火災保険料(相場:1~2万円)
●保証会社への保証料(必要に応じて)
●不動産会社への更新手数料(必要に応じて)
保証料などは個々のケースによりますが、だいたい家賃3か月分程度の費用が予想されます。
引越し費用
それでは、引越した場合にかかる費用はどれくらいでしょうか。
●敷金・礼金(1~4か月分)
●前家賃・日割り家賃(翌月分、当月分の日割り分)
●仲介手数料(相場:家賃の半月分~1ヶ月分)
●火災保険料(相場:1~2万円)
●保証会社への保証料(必要に応じて)
●クリーニング費用(必要に応じて)
●鍵交換費用(必要に応じて)
このように、家賃の4~5か月分がかかると言われています。
しかし最近では引越しに初期費用が抑えられる、敷金・礼金無しの物件やフリーレント物件も多くみられるので、物件によっては家賃3か月分程度かそれ以下で済むケースもあります。
まとめ
賃貸物件の契約更新は、引越しを検討するよいタイミングと言えます。
契約更新か引越しかを比較すると、同程度の家賃であることを前提に考えた場合一般的には、そのまま更新する方が費用を抑えられます。
しかし賃貸物件の形態の多様化などから、引越しする物件によっては更新にかかる費用と同等かそれ以下で引越しが可能な場合もあります。
更新時期に引越しを考える場合は費用面だけでなく、現状での良さなどにも目を向けてトータルで考えるとよいでしょう。
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