一人暮らしで賃貸物件に引っ越しをするとき、「入居申し込み」が必要なことはご存知でしょうか。
気に入った物件が空いていても、必ず引っ越しできるとは限りません。
入居申し込みで審査に通らない可能性もあります。
今回は、一人暮らしの引っ越しを検討している方向けに、入居申し込みの基準や通りやすくするためのポイントをご紹介します。
一人暮らしの引っ越し:契約までの流れや入居申込書の内容について
初めての一人暮らしをする場合、引っ越しまでの流れが分からない方が多いと思います。
まずは引っ越しまでの流れとポイントを解説します。
<①内見>
気になる物件を見つけたら、内見申込みをします。
内見をして引っ越したいと思ったら、不動産会社に入居申し込みをします。
<②入居申込書の提出、入居審査>
入居申し込みには入居申込書の提出が必要です。
用紙は不動産会社から渡されるので、すべて埋めて提出をしましょう。
会社によって異なりますが、以下の内容が一般的です。
・基本情報(名前、住所、連絡先など)
・勤務先情報(年収、勤続年数、社員数など)
・同居者(基本情報、続柄、勤務先など)
・連帯保証人(基本情報、続柄、勤務先など)
入居申込書を提出すると、管理会社と大家さんで入居審査を行います。
入居審査の基準は統一されているわけではありませんが、「家賃を滞りなく支払い続けることができるか」「周りの住人に迷惑をかけないか」の2つの基準を重要視していることが多いです。
入居審査の結果は2~3日で連絡が来ます。
<③重要事項説明>
引っ越し先で「こんなこと知らなかった」とならないように、不動産会社から書面をもとに説明を受けます。
<④初期費用入金、契約>
契約の前に敷金、礼金などの初期費用を支払います。
初期費用は家賃5ヶ月分ほどになることもあるので、あらかじめ用意をしておきましょう。
一人暮らしの引っ越し:入居申込書で審査に通りやすくするためのポイント
入居申込書をもとに管理会社と大家さんで審査をしますが、残念ながら入居を断られることもあります。
一人暮らしで引っ越しを検討している方向けに、審査に通りやすくするポイントをご紹介します。
<①家賃は年収の36分の1以下に抑える>
一番の基準は「家賃を滞りなく支払い続けられる人か」です。
そのため、収入に見合っていない家賃の物件に引っ越しをしようとしても、審査を通過できない可能性があります。
一人暮らしの場合、目安は年収の36分の1以下です。
年収400万の方であれば、家賃が11万円以下の物件を選ぶようにしましょう。
<②連帯保証人は3親等以内の人にする>
入居申込書には連帯保証人を記入します。
連帯保証人は、3親等以内の安定した収入がある人だと審査が通りやすくなります。
遠い親戚や友人ではなく、親や子ども、兄弟を記入することがおすすめです。
まとめ
一人暮らしで引っ越しをするときには、必ず入居申込書を記入することになります。
審査は「家賃をずっと払えるか」「周りに迷惑をかけないか」という基準で見られているので、書類は不備なく記入することがポイントです。
分からない箇所があったら、不動産会社に相談してみましょう。
私たち山一管理センターでは、東京都足立区・埼玉県草加市を中心に一人暮らし向けの賃貸物件も多数取り揃えております。
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