防音対策について、あなたはどれぐらい意識していますか?
これから初めて一人暮らしをする方などは、あまり重要視していないかもしれない防音性。
とくにありがちなのが、賃貸契約が終わり、入居してから発覚する、お隣や上の階からの音漏れ…。
そんな事態を避けるために、この記事では、防音を意識した賃貸物件の選び方や、借りた後でもできる気軽な防音対策法についてご紹介します!
防音性の高い賃貸物件はどうやって選ぶ?防音対策
最大の防音対策は防音性の高い物件を探すこと。
そのために、どのような点に着目して選べばよいのでしょうか?
まず1つは、建物の構造を意識することです。
建物にはその構造が何でできているかで、①木造 ②鉄骨造 ③鉄筋コンクリート造 ④鉄骨鉄筋コンクリート造と4種類に分類することができます。
基本的に①から④になるにつれ防音性は高くなりますが、それにともない賃料も高くなるのが一般的。
では賃料の差でどれぐらいの音の差が生じるのかというと、建物にもよりますが、極端な例だと、木造ではお隣の部屋で掃除用具のコロコロを転がす振動が伝わるけれど、鉄骨鉄筋コンクリート造ではお隣の犬の鳴き声も聞こえない…というからその差には驚きですよね。
防音性の高い物件を探すための2つ目の注意点は、部屋が物件全体のどの位置か確認して選んだり、実際の環境を見ることです。
部屋の位置についてですが、角部屋はその他の部屋に比べ、音が伝わる振動面が少ないため、他より騒音が少ないとされています。
とはいえお隣にどんな方が住んでいるか、周辺に大きな道路があるかないかなどで騒音の有無は大きく変わってくるもの。
実際その部屋が防音性に優れているかどうかは、自分が休日に部屋に居る時間帯に内見に行くことで、よくわかるはずです。
賃貸でも工夫すれば手軽に防音対策ができる!
次に、賃貸契約を行い入居した後に騒音があることに気づいた場合です。
ここでは、賃貸物件でも工夫できる手軽な防音対策の実施例を紹介します。
1.家具の配置換えで遮音する
何も買い足さずに防音対策を実行するならまずはこちら。
背の高い、大きな本棚などには防音効果があります。
音が伝ってくる壁沿いに置いて、遮音性を高める工夫をしてください。
2.防音カーテンにする
騒音すべてが防げるわけではありませんが、次にお手軽なのはこちら、防音カーテンを付けてみること。
遮光効果・断熱効果を兼ねているカーテンもあり、一石二鳥の場合もあります。
カーテン購入費はかかりますが、もし何かの理由で引っ越すことになっても持っていけるのもいいですよね。
3.防音シートを壁に貼る
ホームセンターなどに売っている、はがせる防音シート。
はさみで簡単に切り取れ、不要になった際にはがすこともできるので、賃貸でもお手ごろに使えます。
部屋のアクセントにもなるので、トライしてもいいかもしれません。
4.窓やドアの隙間を防音テープで埋める
うすく空いた隙間を埋めることで防音性を高めるだけでなく気密性も高める工夫ができるのがこちら。
お値段がお手頃です。防音シートを貼るまでではないけど、もうちょっと手軽に試したい、という方にもおすすめです。
まとめ
部屋選びの時には意識できなくても、工夫次第で部屋の防音性は高まるもの。
また、隣の部屋の音が聞こえるということは、自分の部屋の音も隣の部屋に響いている可能性もありますので、ラグを敷く・スリッパを履くなどの方法で、近隣住民に対する防音対策もしてみてくださいね。
私たち山一管理センターでは、東京都足立区・埼玉県草加市を中心に一人暮らし向けの賃貸物件も多数取り揃えております。
ご質問やご相談でも、お気軽にお問い合わせください。