これから一人暮らしを始めるにあたり、日当たりの良いベランダのある物件に暮らすならガーデニングを楽しみたい!と思っている方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
確かに土をいじったり、植物を育てたりすることは楽しいですが、集合住宅でのベランダで楽しむには、いくつかの注意点があることをご存知ですか?
ガーデニングがトラブルにならないように、今回はその注意点をご紹介しましょう!
ベランダガーデニングの注意点① ベランダの用途は?
ベランダは住戸ごとの独占的な使用が認められていますが、基本的には共用部分となっています。
ベランダは緊急時の避難通路の役割もあるために、避難の妨げになるような使い方は原則してはなりません。
プランターを大量に置く・仕切りを固定する・デッキパネルを敷き詰める・大きな物置を置くなど、避難の妨げになることは避けましょう。
ベランダガーデニングの注意点② ベランダの構造は?
屋外にあるベランダは、雨水を流すために排水溝が必ず付いています。
ガーデニングをすると、土や落ち葉などで詰まってしまうこともありますが、排水溝をつまらせることはしてはいけません。
排水管が詰まり、水で溢れかえってしまうと、階下やお隣にまで水が流れて、漏水事故になりかねません。
漏水事故が起きてしまうと、最悪、賠償責任を問われる可能性があります。
また、水が溜まった状態が続くと、夏場であればコバエや虫が湧いてしまうことがありますから、こまめな掃除を心がけましょう。
土の入ったプランターは相当な重量がありますし、鉢そのものだけでも結構重いです。
プランターの数が増えてしまうとバルコニーそのものの耐荷重を超えてしまい、建物の修繕が必要になってしまうこともあります。
ガーデニングの資材は軽いものの方が取り回しやすいので、なるべく重量物を使わないように気をつけましょう。
ガーデニングの注意点③ 肥料の匂いに気をつける
ガーデニングをする際に肥料は必要不可欠ですが、その肥料についても気をつけなければ、近隣クレームを生んでしまいます。
何が問題かというと、肥料は非常に匂いがでるため、その匂いが問題になってしまうことはもちろん、それにつられて虫も集まってしまうことがあげられます。
できるだけ匂いが少なく、虫を集めない化成肥料を使うといった、肥料の工夫も必要です。
まとめ
いかがでしたか?
ベランダでガーデニングをする際には、避難通路を塞がない、排水口の手入れをする、ベランダの耐荷重を超えない、肥料の匂いに気をつけるなど、注意しなければならないことが沢山あります。
注意事項をしっかりと守り、トラブルが起きないようにすれば、賃貸物件の管理規約に違反していない限り、ガーデニングをすることができる物件が多いため、よく注意してガーデニングを楽しんでくださいね。
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