これからお部屋探しをする方は、どのような条件の賃貸物件が理想的でしょうか?
生活さえできれば良いなんて考えている方は要注意ですよ。
賃貸マンションやアパートなどの集合住宅で起きやすい隣人トラブルの一つが、騒音問題です。
音は人によって「うるさい!」と感じる程度が異なるため、トラブルを避けるためには防音性の高い物件を選ぶことが大切です。
今回はマンションの防音性や、騒音に困らないためのお部屋選びのポイントを紹介したいと思います。
防音性の高いマンション選びのポイント① 近隣のお部屋の家族構成を知る
マンションの内見の際、隣にどのような人が住んでいるのか、入居前に確かめるのはなかなか難しいものです。
その際は、お部屋や物件の共用部分を確かめることが大きなポイントとなります。
例えば、ベランダで干されている洗濯物や、駐輪場に停められている自転車などを確かめると、どんな世帯が暮らしているのかある程度知ることができます。
また、マンション全体の間取りを把握することも有効です。
ワンルームまたは1Kだけで構成されているマンションなら一人暮らしの方が、1LDKや2LDKなど複数の間取りがあるマンションならカップルやファミリーも住んでいることが想定できますよ。
防音性の高いマンション選びのポイント② 建物の構造を知る
集合住宅の防音性は、建物の構造によっても変わります。
建物は、木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造(RC造)・鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)の4タイプがありますが、この中で防音性が高い構造が鉄筋コンクリート造と鉄骨鉄筋コンクリート造です。
この2種類は気密性が高いため、木造や鉄骨造と比較すると音を通しにくいというメリットがあります。
賃貸マンションはどちらかの構造で建てられているため、少しでも音の響きを小さくしたい方におすすめですよ。
防音性の高いマンション選びのポイント③ 周辺環境を知る
これまでは近隣のお部屋からの音の響きを小さくするためのポイントをご紹介しましたが、騒音の原因はそれだけではありません。
交通量の多い幹線道路や線路沿いに建つ賃貸物件なら、車や電車の音が部屋の中まで伝わってくることもあります。
また、内見をした日中は静かだと思い引っ越したけれど、夜は近くの公園に人が集まってうるさいといったトラブルも少なくありません。
他にも、近くに工場がある賃貸物件の場合はそこから出る機械音に悩まされるケースも。
そうしたスポットが近くにある賃貸マンションを内見する時は、窓を閉めた時にどの程度外からの音が響くのかも確かめましょう。
足立区には首都高速道路がいくつか通っているので、音に敏感な方はそこから少し離れた場所に建つマンションを選ぶのもおすすめです。
まとめ
騒音トラブルを避けるためのポイントをご紹介しました。
外からの音を100%遮断することは難しいですが、今回ご紹介したポイントを賃貸物件選びの際に確認しておくことで、音に悩みにくい新生活を送ることができるでしょう。
山一管理センターでは、足立区の賃貸マンションやアパートを多数ご紹介しています。
足立区で賃貸物件をお探しの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。