3月に入り、いよいよ本格的に新生活のスタートに向けて賃貸物件決めが大詰めに入っているという方もいらっしゃれば、いくつかの候補に絞り込んだけれどまだ決めかねている…という方もいらっしゃるでしょう。
そんな中、当社に賃貸アパートやマンション探しでお越しになるお客様からのご希望条件として多い項目の一つが、「バスルームとトイレは別々が良いです」というもの。
実際、この記事をご覧いただいている方の中にも同じように、バストイレ別の賃貸物件をご希望される方もいらっしゃるかと思いますが、今回は改めてバストイレ別の賃貸のメリットを考えてみましょう。
バストイレ別賃貸は『濡れない・においがない・気を遣わない』
記事タイトルで、バストイレ別賃貸には3つの『ない』が付くメリットがあると示しましたが、その『ない』とは『濡れない・においがない・気を遣わない』ということです。
単身者向けの賃貸物件の場合、その多くはバスルームとトイレ・洗面台が一ヶ所にまとまっているため、入浴時のシャワーの水滴がトイレや洗面台まで跳ねる心配がありますね。
また、トイレのにおいがバススペースまでこもったり、友人や恋人・ご家族の方などが泊まりに来た時は、どちらかが入浴中ならトイレに入ることを遠慮してしまうでしょう。
その点、バストイレ別の賃貸アパートやマンションであれば、そうした濡れる心配・においがこもる心配・気を遣う心配が不要となるのです。
バスルームとトイレが別々となっている分、入浴時もリラックスして過ごすことができるでしょう。
実は勘違いしがちな『ユニットバス』の意味
ところで、バストイレ別賃貸物件をお探しの方の中には「ユニットバス=バスルームとトイレが一緒。だからユニットバスじゃない賃貸物件で暮らしたい!」と思われている方も少なくないと思います。
実はユニットバスというのは、浴槽・壁・天井などバスルームを構成するパーツを組み合わせたバスルームのことで、そこに必ずしもトイレや洗面台が付くとは限りません。
そのためバスルームとトイレが別々でも、この工法を採用しているバスルームは全てユニットバスに分類されます。
なお、バスルームとトイレが別でもバスルームと洗面台が一緒の場合は2点ユニット、3点全てが同じスペースにある場合は3点ユニットと表現します。
その点を踏まえて、賃貸物件探しの時にバストイレ別をご希望される場合は、ユニットバスを避けずに探されることをおすすめします。
まとめ
バスルームとトイレはどちらもプライバシー性の高い空間なので、それを別々にすることでより快適な新生活を送ることができるでしょう。