賃貸物件の合鍵は、オーナーや管理会社に無断で作って良いのでしょうか。
恋人や家族に渡すだけでなく、本キーをなくしてしまったときの対策など合鍵が必要になるケースはさまざまです。
今回は、賃貸物件に住んでいる方に向けて、合鍵を作る際の注意点やどこで作れるのか、費用とあわせて解説します。
賃貸物件で合鍵を作るなら知っておきたい注意点
基本的に賃貸物件はオーナーの所有物であるため、勝手にスペアキーを作ることはできません。
合鍵を作る際は、例え1本でもオーナーや管理会社の許可が必要です。
合鍵がないと生活に支障が出るなどの正当な理由があれば、作成を認めてくれるでしょう。
また、退去時には契約時に預かった鍵と一緒にスペアキーも返却する必要があります。
多くの賃貸物件では新しい入居者が入る度に鍵を交換しますが、なかにはそのままのケースもあり、すべての鍵を返却していないと防犯上危険です。
鍵をなくしてしまうと犯罪に巻き込まれる可能性も高まるため、ドアノブ自体の交換が必要になるケースもあります。
その場合の交換費用などは契約書に記載されているので、確認しておくと良いでしょう。
賃貸物件の合鍵はどこで作れるのか?
一般的に合鍵は専門店のほか、ホームセンターやショッピングモール・靴修理店などで作成可能です。
引っ越しをしたばかりで土地勘がなくどこで作れるのか分からない場合は、インターネットで近くのお店を検索するのも良いでしょう。
合鍵を作る際の注意点としては、契約時に受け取ったメーカー純正の鍵を持っていくことです。
合鍵から合鍵を作る場合、本キーと誤差が生まれてしまうため、鍵穴に差したときに部品を傷つけてしまう可能性があります。
依頼する場所によっては作成を断られるケースもあるので、純正の鍵を持ち込むようにしましょう。
賃貸物件で使用される鍵の種類と費用相場
賃貸物件で使われる鍵は、主にディスクシリンダー錠・ディンプルシリンダー錠・ピンタンブラー錠の3種類です。
ディスクシリンダー錠は鍵の両端がデコボコしているタイプで、合鍵の作成費用も300円〜800円とコストがかかりません。
ディンプルシリンダー錠は表面がデコボコしているタイプで、複雑な構造をしています。
作成費用は3,000円〜5,000円ほどかかりますが、セキュリティ性能が高く防犯対策をしっかりとおこなえるでしょう。
ピンタンブラー錠は片方にだけデコボコがあるタイプで、1,000円ほどで作成可能です。
通常のものよりセキュリティの高い鍵を作成したい場合は、取り寄せになる可能性もあります。
まとめ
賃貸物件の鍵を複製したい場合は、オーナーや管理会社の許可が必要です。
無断でおこなった場合、注意を受けたり退去命令が出たりとトラブルに発展する可能性もあります。
合鍵はホームセンターや靴修理店などで作れますが、その際はメーカー純正の鍵を持っていくようにしましょう。
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