シングルマザーのお部屋探しは、夫婦そろっている家庭より難しいと思っている方もいらっしゃるでしょう。
たしかに大変なこともありますが、賃貸物件の契約を結ぶことは十分可能です。
そこで今回は、シングルマザーが賃貸物件を契約するにあたって、入居審査のポイント・初期費用・利用できる手当について解説します。
シングルマザーが賃貸物件を契約する際の入居審査のポイントは?
たとえシングルマザーであっても、入居審査の条件さえ満たしていれば、賃貸物件の契約を結べます。
シングルマザーのご家庭でとくにチェックされる項目は、家賃の支払い能力です。
家賃と年収が見合っているかどうか、そして勤務先や勤続年数などは必ずチェックされると思って良いでしょう。
また、家賃を滞納してしまった場合に備えて、連帯保証人の有無が重視されることもあります。
なお、子どもの泣き声や足音による近隣トラブル防止のため、子どもの年齢も審査対象になる可能性があるので、大家さんや管理会社に早めの相談をおすすめします。
シングルマザーが賃貸物件を契約する際の初期費用の相場は?
賃貸物件の契約時に必要な初期費用は家賃によって決まり、だいたい家賃の4か月~6か月分が相場です。
敷金・礼金・仲介手数料などにくわえて、火災保険料や保証会社の利用料、さらに引っ越し代金の支払いもあるため、資金の準備は余裕をもっておこないましょう。
用意できる資金が少ない場合は、なるべく初期費用を抑えなければなりません。
なかには敷金・礼金がかからない物件、入居後一定期間は家賃が無料となるフリーレント物件などもあります。
シングルマザーのご家庭は、働き手が少ないぶん経済的に苦しくなりやすいため、できるところでしっかり出費を抑えておきましょう。
シングルマザーの賃貸物件契約で受け取れる手当や助成金
シングルマザーをはじめとするひとり親家庭は、児童手当のほかに児童扶養手当も受け取れます。
子どもが18歳になるまで、2か月に1回、所得額に合わせた金額が支給されるのです。
自治体独自の支援制度や医療費の補助制度が定められている場合もあるので、賢く活用しましょう。
また、賃貸物件を契約する際に家賃補助を受けられる可能性もあるので、お住まいの自治体に確認してみましょう。
シングルマザー向けの支援制度は見直しも頻繁におこなわれるため、お部屋探しの前に役所の窓口で相談しておくのもおすすめです。
まとめ
シングルマザーは、賃貸物件の契約時の入居審査において、とくに家賃の支払い能力が重要視されます。
家賃のほかに初期費用もかかるため、出費を抑える努力も必要になるでしょう。
シングルマザー向けに児童扶養手当や自治体独自の手当や補助金もあるので、積極的に活用してみてはいかがでしょう。
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