若いころと違って、仕事もプライベートも落ち着いてくるのが40代です。
しかし、一人暮らしを続けていると、老後や健康のことが気になりだす年代でもあります。
賃貸物件で一人暮らしをしていくには、いったいいくらぐらいかかるのでしょうか。
気になる40代の賃貸生活のポイントや、それにかかる生活費を見ていきましょう。
40代の賃貸一人暮らしでおさえておきたいポイントとは?
40代が一人暮らしをするメリットは、その自由さにあるでしょう。
仕事やプライベートが充実している方にとっては、家族に気兼ねすることなく生活できて、引っ越しも自由な一人暮らしは、魅力的です。
ただし、若いころのようにはいかないこともたくさんあります。
20代のころはあまり気にしていなかった健康面で心配なところが目につくようになり、しだいに医療費や保険料がかさんでいくのもうなずけます。
同時に、老後の生活がだんだん現実味を帯びてくる年ごろともいえるでしょう。
賃貸物件だと、いくらお金を払い続けても資産とはなりません。
この点を不安に思いながらも、賃貸で暮らし続けている40代も、少なくないと考えられます。
老後の資金を貯めるために、家賃を抑えた物件を探すなど、日々の出費の節約を工夫することも、40代一人暮らしの大切なポイントです。
オンもオフもそれなりに経験を積んだ世代ならではの、生活の工夫が必要となるでしょう。
40代の賃貸一人暮らしにかかる生活費はいくらくらいなの?
40代が一人暮らしをするのに必要な生活費は、平均で20万円ほどといわれています。
毎月の生活費の中で多くを占めるのは、やはり食費です。
一人暮らし歴が長ければ、ある程度の家事はこなせると思われますが、それなりに責任のある立場で仕事をしている方も多いでしょう。
そんな場合は、普段の自炊が難しくなっても不思議ではありません。
また、健康のことを考えて、少し高くても品質の良い食材を選んでいる人も多いと予想されます。
男性のほうが、女性よりも食費や住居費が高い傾向にあります。
女性より外食の割合が多く、付き合いも多いでしょう。
さらに、アラフォー世代ならではの出費に交際費が挙げられます。
職場の若手社員におごる機会も増え、冠婚葬祭で支払う金額も20代と同じ額というわけにもいきません。
社会人として、ある程度の交際費がかかるのは当然のことなので、出費を削るとしたら、もっと別のところで削るようにしましょう。